統合失調症は、様々なタイプの人がいて症状が異なります。そのため、治療法も違うのですが、目的は同じで社会に適応できるかどうか、機能の低下をどれだけ防ぐことが出来るかです。
そのため、治療に薬は欠かせません。ここでは、あえて薬の名前などは出しません。どのような効果がある薬を飲むべきなのかということだけに触れておきます。
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統合失調症となっている本人に病気に対して自覚がある場合、薬で症状が抑えられることを理解できるでしょう。ただ、幻覚や妄想の状態が起きているときのことがわかっていればということになります。しかし、薬を使って治療を進めなければ、妄想や幻覚はますます激しくなり、周りの人への被害も増えていくかもしれません。
薬で治す! |
統合失調症の症状を抑えるための薬には、気持ちを楽にしたり、コントロールを行ったりするための抗精神病薬が用いられます。 幻覚や妄想などは、脳のはたらきが上手く出来ていないとうことなので、そのために薬を用います。症状の軽い方であれば、きちんと薬物治療を続けることで、社会生活に困ることはありません。勝手に薬の量を減らしたり止めたりすることは逆効果になってしまいます。 抗精神病薬統合失調症の主な症状である、陽性症状と陰性症状の両方に良く効く薬があります。また、最近の薬は、副作用のでる確率が少なく安全性の高い新薬があるので、薬に慣れてくると副作用の危険性もほとんどありません。 抗不安薬気持ちの不安や緊張を抑えることが出来る薬が抗不安薬です。安定剤とも呼ばれています。この薬を飲むことで気持ちが落ち着き、眠りやすいという身体にすることが出来ます。少量から始め、効果がある量がわかるとその状態を保ちながら、減薬を進めていきます。 抗うつ薬うつ病にも用いられますが、抗うつ薬は沈んでいる気持ちをやわらげて、前向きになれるようにと用いられます。統合失調症の人すべてに用いられるわけではなく、他の精神疾患と併合している場合にも利用されています。 |
薬の拒否 |
統合失調症に罹っているとわかっていても認めることが出来ない本人の気持ち、薬を飲んで治してもらいたいと思う家族の気持ちがぶつかりあってしまうことが多々起こっているようです。本人に自覚がなければ、薬を飲む必要性が理解できません。医師以外に協力者がいるならば、薬の効力やなぜ必要なのかということを把握させる必要があります。 |
薬を服用するという事は、普段人間の体内には多く存在しない物質を投与するということになってしまいます。病気の症状が改善される一方で副作用が出てしまうことは避けられないかもしれません。しかし、副作用を抑えるための薬も処方されるはずなので大丈夫です。
主な副作用
薬を飲み始めた頃は、身体が慣れていないため副作用がとても出やすい時期です。眠気や立ちくらみを感じることが多いので、細かい作業や運転をする人にはとても辛いかもしれません。そのような仕事を続けなければならない状況の人にとっては仕事を少しの間、休むということも必要になるでしょう。睡眠導入剤系の薬にもいえることなのですが、口の中が乾く、便秘になるという副作用が起きます。水分をしっかりと補給しましょう。
副作用が強すぎる!
仕事をしながら、薬を飲むということであれば副作用はとても邪魔な存在となってしまいますね。いくら身体に必要だからといっても、仕事をしなければ生活が出来ない。そう焦ってしまっては薬の効き目も弱まってしまいます。眠くて何もできない、吐き気がして食欲がわかないなどの強い副作用が出ている場合には、医師と相談して少しずつ量を増やして、効果を期待するように治療を進めていきましょう。副作用を抑えるための薬もあるので、自分で感じていることを診察のときに伝えられると良いですね。
統合失調症に効果が期待できるのでは? といわれているサプリメントがあります。統合失調症に罹っている人の身体の中では、栄養が偏っている場合が多いのです。
そのため、必要な栄養を補給することで症状が改善されることがわかっています。低血糖状態になっているという人も多数おり、サプリメントのビタミンB3(ナイアシン)を用いることで、低血糖を正常に戻し、薬を併用することで早期の改善を期待できる事がわかっています。
しかし、処方されている薬に加えて勝手にサプリメントを飲むということをしてはいけません。返って薬の効果を弱めたり強めたりと、身体に悪影響を及ぼしてしまうこともあるのです。薬物治療がどうしても気に入らないということであれば、栄養療法を用いてもらえるように医師に相談しましょう。
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