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診断

統合失調症という病名が診断されるには、いくつかの条件に当てはまっている状況が見られる場合です。

しかし、家族や自分で診断基準の中に当てはまるからといって、統合失調症だと思い込む必要はありません。病院に行って、診断を受けてから治療をすることをお勧めします。

診断基準

統合失調症と診断が行われる際には、いくつかの検査やその人の症状を診ます。どのような病気の場合にもそうですよね。精神疾患の診断基準に基づき、症状の期間や状態によって診断されます。ここでは、簡単に触れておきます。

症状の特徴からの診断

「統合失調症の症状」に詳しく書いてありますが、妄想や幻覚、方向性の定まらない会話などの症状が見られている状態をひとつの診断基準としています。次にあげる5つの項目のうち、2つ以上が当てはまる期間が1ヶ月以上続いている状態には、統合失調症を疑います。

  • 妄想(現実との境がわからない)
  • 幻覚(現実ではない声が聞こえたり何かが見えたり)
  • 理解の出来ない会話や脱線
  • 緊張病性の行動(興奮、拒絶、癇癪など)
  • 陰性症状(思考能力の低下や意欲欠如)

社会性の低下

学校や仕事場で、これまで苦にならなかった対人関係が面倒くさくなったりと、無気力になる状態が起きます。

また、勉強や仕事が思ったように進まずに能力が低下して、自己管理をすることが難しいということが見られるなどがあります。

症状がある期間からの診断

統合失調症を発症するのは、突然だったり年単位の時間を要していたりと様々なのですが、症状が半年以上続いているという状態では疑われることがあります。また、早期治療を行うことが出来たときでも、1ヶ月以上の症状が続いたときにも診断をされます。

他の障害を考えない
診断

統合失調症に似た症状を持っている病気というのは、数種類あります。これは、「統合失調症に似ている病気」で触れています。短期間の症状から診断される分裂感情障害やうつ病などは伴わないという条件もあります。

脳の状態による診断

脳科学が進歩してきた現在では、症状による診断だけではなく脳内の状態を見てからの診断ということを行う病院(医者)もあります。「原因」でも触れていますが、脳内の神経細胞が少ないという状態の人が多いようです。診断基準の中では、脳を調べることによってすぐに統合失調症の障害がひとつの説としてあげられています。

診断される条件のひとつとして

統合失調症を疑うときというのは、若年者であること、そして親族に精神疾患者がいるかどいうかということも原因と考えられます。

診断を行うときには簡単に性格を見ることのできる心理検査を行ったり、MRIやCTなどから脳の状態を見たりして判断されるのです。統合失調症の本人が、自分自身では病気を持っていないと考える場合がとても多いので、家族が病院に行くことを進める場合もあるかもしれませんね。

自分自身が幻覚や幻聴などに気がつき、何かおかしいなと気がつける状態であれば、早期治療によってすぐに改善して治る場合もあるので病院に行けるような状況があると良いですね。

子どもの統合失調症の場合

統合失調症を発症する時期というのは、10代に入ってから30代以前の確率が1番高いのですが、10歳以下の子どもでも発症を確認される場合があります。ただ、統合失調症の主な症状である幻覚や妄想が子どもでは、はっきりと言い伝えられないということも起きますよね。

診断をするにも…

大人の診断基準に合わせてしまうと統合失調症ではないかもしれませんが、その疑いをかけるということはあります。子どもの時には、自分の想像の世界というものを持っているのが当たり前ですからね。ある程度、意思疎通のできるようになった年頃なのに、会話がすぐに違う方向へ行ってしまったり、不登校が何年も続いていたりという兆候が見られることがひとつひとつの診断基準になります。統合失調症を発症していると、独り言が多くなる、落ち着きが無い、幻聴や被害妄想があるなどの症状が目立ってでてきます。

治療をするにも…

子どもの場合には、社会に適応できるようにと治療を行う方向性がとられますが、薬を用いるためには親と本人が理解をする必要があります。早めに治療を行うことで、その後の経過は良好になる場合が多いので、理解が出来る年頃になっているのであれば、しっかりと相談をしていきましょう。

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