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原因

統合失調症の概要としては、幻覚や妄想などの症状が見られたり、無気力になってしまったりするなどが見られ、社会で生活を行うことが難しい場合があるということです。

では、どうして統合失調症になってしまうのでしょうか?

脳による病気

統合失調症は、脳内の機能が一部低下していることによって引き起こされます。

これまでの研究でわかってきたこととしては、脳の神経細胞の数が少なくなってしまっている部分があるということです。

神経細胞が少ないことで症状のある人は、思ったことや口に出したいこと、行動に移すことなどを、上手く表現できなくなるという場面が見られるのです。統合失調症の発症率は1%前後ですが、発症者と同様に神経細胞が少ないということもあるので身体の機能だけの問題ではないようです。

脳の中でいったい何が起こっているの?

統合失調症の患者の脳内を研究した結果、気持ちをコントロールする前頭葉(脳の一部)などから情報を伝達するためのドーパミンが極端に多かったり少なかったりしていることがわかりました。

それは、陽性症状が出ているときのドーパミンは過剰になっており、院生症状の時期にはドーパミンが極端に少なくなっているという状態を示しています。そのため、興奮を抑えられなくなったり、何もやる気が起きなくなるということがおきてしますのです。

育て方や生活環境が悪かったの?

統合失調症になってしまった子どもの親がまず感じることとして、「これまでの育て方が悪かったのだろうか?」ということでしょうか。

育て方や環境が良くても、この病気が発症するときにはしてしまうのです。精神病の中には、家庭や外の環境によって引き起こされる病気もありますが、統合失調症は脳障害から発症しているといわれています。

しかし、脳の場合には、平均的なデータを取ることが難しいため未だはっきりとは言い切れないようです。

生まれる前から?

脳の中に障害が起きているのは、母親のおなかの中にいたときに遺伝子の一部が正常ではなかったり、お産時に何らかのダメージがあったりする場合が想定できます。そこで、神経細胞の発達が正常ではなくても、子どもの時には知的の遅れや異常行動が無ければほとんど発見されません。そのため、大きくなってから自分で感情をコントロールするようになり、性格やまわりの環境によって、発症してしまう可能性が変わってくるのです。

他の病気でも…

統合失調症以外の病気であっても、育て方や環境が関係ない場合があります。統合失調症は大人に近づいてから発症することが多いのですが、子どものころに病気がわかる自閉症や学習障害などは、親の所為にされてしまうこともしばしばあります。しかし、そのような病気でも、正常な知能を持っているのに、ある一定の行動が難しいなどの状態があるだけで本来は、社会に認識されなければならないのです。

ストレスによる発症

私たちの生活している社会はとてもストレスがかかります。その感じ方は人それぞれ、新しい環境に適用できる人や出来ない人がいるというのは、個々人の状態によりますね。統合失調症は、脳による病気というように考えられていますが、発症するのはそれまでの環境によると言われています。

ストレスを感じやすい時に…

子どものうちには統合失調症を発症する要因があっても、守られている環境の中では発病することが少ないのです。自我が芽生えて自分自身が誰なのかということを考え始める思春期や、社会に出て心理的にストレスととても感じる環境にいる青年期の発症率が高いことがわかっています。しか、子どものうちから理解力が無い、運動能力が低いなどの傾向が見られる場合もあります。

遺伝性はあるの?

遺伝性が全く無いとはいえません。どのような病気でもそれはいえることですよね。統合失調症が遺伝をするという確立は10%前後と高いものではないといえます。

しかし、性格によって発症のしやすさがあるので、統合失調症を患っている親と性格が似ている場合には子どもの発症率も高くなります。

両親共に発症をしている場合には、子は40%統合失調症になるという統計が出されています。しかし、育つ環境にもよりますし、発症したことが早期に発見できれば生活を送る上では困らないという状態を保つことも出来ます。

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