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まわりからの理解

「統合失調症患者と家族へ」でも記していますが、統合失調症だけではなく心の病には、周りからの理解と協力がとても必要となります。

患者への接し方

統合失調症の方と接するのは、家族や職場の方がほとんどだと思います。入院をしていれば、医師や看護士が側にいてくれていますが…。どのように接すればいいのか悩んでしまうかもしれませんね。

手助けは適度に

病気を持っているから、やさしくしてあげないと…という考え方は間違いです。もちろん、手荒く接してはいけませんが、馴れ合いをすることも避けたいところです。


会社や学校では…

もし、職場の人が統合失調症だとわかったら…または、そのような症状が見られているときには、普段どおりに接してあげましょう。でも、普段から怒ってしまう人は、少しだけ優しくお願いしますね。通学や通勤が出来ている統合失調症の人はとてもたくさんいます。気がつかないかもしれませんね。


家では…

患者の本人が薬の管理がしっかりと出来ているかどうかを、影ながら確認してあげてください。薬の服用を続けていることで、症状が抑えられているので、もし普段よりもとても感情表現が乏しくなっていたり、暴れてしまったりしているときには薬の服用をしていない可能性があります。

してはいけないこと

統合失調症の患者へ絶対に避けて欲しい行動をあげておきます。完治してからも再発の原因になるので、周りの人は次のことはできるだけしないようにしてください。


態度について

無視すること、そしてイライラすることはダメです。それは、病気を持っている、いないに関わらずしてはならない事ですが…。そのような態度に敏感に反応してしまうため、症状が悪化してしまうかもしれません。逆に、過保護にならないように気をつけましょう。どこへ行くにも一緒、何をするにも手をかけてあげる。というのは、子どもの場合には良いかもしれませんが、将来的に自立を望むのであれば避けたい部分です。


言葉について

妄想や幻覚についての会話に付き合っている周りのひとはとても大変な思いをすることでしょう。しかし、その言葉に対して批判的な表現を使ってはいけません。何もする気が起きない病者に対して「仕事をしろ!」と怒鳴ったり、幻覚に対して「お前が悪いからだ」と言葉を投げかけたり…それは、病気を持っている人にしか理解のできない世界だからこそ、まわりの人は、感情をむき出しにしてはダメなのです。受け流すことも必要です。

時間をかけて

何も出来なかったり問題を起こされたりすると、イライラしてしまうかもしれませんが、辛抱強く待つことも重要です。子どもが統合失調症だとわかったとき、親であれば守ってあげたくなると思いますが、過剰に接する、何でもしてあげるということは本人のためにはなりません。大切な人が病気になったのだから何かしてあげたいと思う気持ちは、とても大切ですが、少しの距離を保ちつつ見守ってあげることが大事なことです。

人に言わないほうが良い?

統合失調症は、精神病のひとつでしたね。世間的にはまだまだ、差別や偏見の対象になります。うつ病などもその中に含まれている場所もあります。上司などが理解をしてくれないと会社にいるのもつらくなってしまうでしょうね。

誰に伝えるべきでしょうか?

学校に通っている学生であれば、家族はもちろん、家族を通して先生にも伝えておくべきでしょう。治療には服薬が必要となりますし、副作用などで具合が悪くなったときに知られてしまうよりも、あらかじめ保健室に勤務している養護の先生などに伝えておくことがベストです。

会社の方であれば、直属の上司または信頼のおける同僚などに言い伝えておくほうが良いかもしれません。ただ仕事が出来ない人だと思われることもなくなります。ちょっとした勇気と努力が必要になるかもしれませんが理解してもらうために話し合いの場を設けましょう。

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